XMのメリット・デメリットについて詳細に解説!

XMは2009年にサービスを開始した大手のFX業者です。

日本で「海外FX」と言えばXMというイメージを持つ人も多いかと思います。

現在では30言語以上に対応し、日本だけでなく世界中の全レベルのトレーダーに選ばれれています。

世界中の国々で、よりきめ細かいサービスを提供するために、XMは1つの企業ではなく持ち株会社の「Trading Point Holdings LTD」を中心としたグループ企業で構成される大きなブランドです。

2018年にはサービスの質が評価され、World Finance Magazineより2018年のベストFXブローカー、ヨーロッパ賞を受賞しています。

XMのグループ会社の中にはイギリスのFCA、キプロスのCySECなど世界でも取得難易度の高い金融ライセンスを保有しているところもあり、その信頼性も非常に高いです。

本記事では、XMの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

 

XMの概要

これはあくまでも日本向けの法人の情報になります。

最大レバレッジ1000倍、ゼロカット、豊富なボーナス等を提供するために、敢えて規制の緩いセーシェルのライセンスを取得して営業を行っています。

XMのメリット・デメリット

メリット

デメリット

  • 世界第3位の取引量

  • 最大レバレッジ1000倍

  • ゼロカット採用

  • 高い信頼性

  • ネット上に情報が多い

  • 国内業者レベルのサポート

  • FX以外の銘柄も豊富

  • ボーナスが豊富

  • 取引コストが高め

  • 取引しないと口座維持手数料がかかる

  • 信託保全ではなく分別管理

XMは世界で第3位の取引量を誇るFXブローカーです。

それゆえ会社としての規模は大きく、信頼性が高いのが特徴です。

また、抜群の知名度のおかげでネット上でも情報量が多く、何かあっても直ぐに調べれば答えが出てきます。もちろんカスタマーサービスも国内業者レベルですので、何かあったら気軽に相談すると良いでしょう。

その一方で、取引コストは少し高めだったり、分別管理だったりとデメリットも有ります。

この辺についても、本記事で詳しく解説していきます。

XMの安全性について

XMのグループ会社の中にはイギリスのFCAやキプロスのCySEC、セーシェルなどの金融ライセンスを持つものもあり、グループ全体の安全性・信頼性も非常に高いです。

日本向けの法人はセーシェルの金融ライセンスのみを持つTradefin Limitedですが、だからと言って信頼性が落ちることは一切ありません。

元々、2016年まではキプロスのライセンスを持つグループ会社が日本向け法人を担当していました。しかし、日本の金融庁の圧力やESMAの規制によって営業し辛くなりました。

これを受けて、セーシェル法人が日本人向けに担当することになった経緯があります。

日本の金融庁はXMを始めとする海外FX業者を目の敵にしています。
しかし、XMは日本の金融庁のライセンスこそ持っていないものの、世界トップレベルのFX業者であることは間違いありませんし、金融ライセンス無しで営業を行っているわけではありません。

また、XMについての評価は世界的に高く、入出金のトラブルはほとんどありません。
(入出金のルールを知らずに「出金できない!」と主張する人はいますが・・・)

日本語サポートも優れており、実際に担当は日本人の方が行っていますので、国内FX業者と同じ感覚で利用できて、返信等も早いのがXMの強みです。

XMの取引量は1日平均で約134億ドルで世界第3位!

XMでの為替取引量は世界のFX業者の中でも第3位です。


Largest Forex Brokers in the World by Volume

この表は2022年のランキングですが、日本でも有名なサクソバンク、オアンダ、アヴァトレード、IGマーケッツなどを抑えて、堂々の第3位です。

その1日の取引量の平均は何と、134億ドル。
1ドル140円とすれば、1兆8760億円!!

たった1日で1兆8760億円もの取引(FX以外のCFD取引も含む)がXMで行われています。

もちろんこれは日本だけでなく、世界中のXMのユーザーによる取引の結果によるものですが、この数字だけでも世界中のトレーダーからXMが支持されていることが分かります。

FPAでも高評価

世界中のトレーダーがFX業者をレビューするサイトForexpeacearmyでもXMの評価は高いです。

2022年8月の時点で669件のレビューがあり、5点満点で3.09点となっています。

これについては大したことがない数字に思えるかもしれませんが、600件以上のレビューがあった結果としてのこの数字はトップレベルで凄いです。

また、悪いレビューについてはXM側が真摯に対応をしており、顧客対応をしっかりとしていることが分かります。

ここに記載していある内容は以下の通りです。

顧客の意見(大意)
XMは、私が規則を破り、ボーナスを引き出そうとした理由等で口座を凍結した!
ただ、私はトレードなんてやっていないし、ボーナスすら受け取っていない。(私の口座残高は0だったのだ!)
私が運が良かったのは、口座にお金を入れていなかったことくらいだ!冗談はやめてくれ!

XMからの返信(大意)

今回の件について調査しましたところ、あなたはトレードボーナスプログラムと取引条件における規約違反を犯していたことを確認しました。

あなたの接続情報は、過去に規約違反を犯して口座を凍結した顧客のものと同じであることが分かっています。

規約違反についてご了承いただいたうえで、我々の取引は終了していることをご理解ください。

これは、以前規約違反を犯した利用者が、再度口座開設をしたものの、XM側に弾かれてしまったために怒り狂って書いたレビューなのでしょう。

実際にこのような「逆恨み」だったり、規約を理解せずにクレームが書かれることはそれなりにあります。

XMの口座の種類について

XMには「スタンダード」「マイクロ」「KIWAMI極」「ゼロ」4種類の口座があります。

XMでは一人で最大8つの口座が解説できます。
用途によって使い分けられますので、それぞれの特徴をよく理解された上で口座を開設してください。

スタンダード口座

スタンダード口座はXMの中でも一番の人気を誇る口座です。

スプレッドこそ少し広めではありますが、口座開設ボーナスや入金ボーナス、ロイヤリティプログラムなどで得られる豊富なボーナスを利用してトレードできるメリットが大きいです。

スタンダード口座は沢山のボーナスを使って、入金額よりも多くの資金でトレードしたい方にオススメです。

マイクロ口座

マイクロ口座はFX初心者向けの口座です。

1ロットが1,000通貨で、最低ロットが0.01ロットから取引できるため、トレードの練習用の口座としても便利です。

KIWAMI極口座

2022年10月よりスタートした新口座です。

KIWAMI極口座は、「低スプレッド、手数料無料、スワップフリー(一部銘柄のみ)」が大きな特徴で、XMの4つの口座の中でも最も低コストで取引ができます。

後述するゼロ口座では、スプレッドが低い一方で取引手数料がかかりますが、KIWAMI極口座では取引手数料もかかりません。

しかもスワップフリーですので、スワップ損を考えずにポジションを保有できる大きなメリットがあります。

ボーナスがもらえるのは口座開設ボーナスのみで、入金ボーナスやロイヤリティプログラムは無いので注意してください。

KIWAMI極口座は、ボーナスはいらないから低コストでトレードしたいと思う方にオススメの口座です。

ゼロ口座

ゼロ口座は、XMの4つの口座の中で唯一ECN取引ができる口座です。

ECNとは、インターバンクともつながる私設取引所で取引することで、より透明性のあるレートでトレードが出来ます。

スプレッドも非常に狭いのが特徴ですが、取引手数料はかかります。(片道5ドル/ロット)

また、最大レバレッジは500倍と他の口座よりも低めに設定されており、口座開設ボーナスのみがもらえます。

ゼロ口座は、トータルの取引コストが安いことで人気のあった口座でしたが、KIWAMI口座の出現によってその地位を奪われてきています。

以上から、ゼロ口座はECN取引に興味のある方やレートの透明性にこだわりのある方にオススメの口座となります。

どの口座でもゼロカット搭載!

海外FXでは当然レベルになってはいますが、XMではゼロカットに対応しています。

ゼロカットとは、急激な変動で口座資金がマイナスになった際であっても、口座資金以上の損失は出ないシステムです。つまり、追証を迫られることはありません。

通常の相場ではなかなかありませんが、例えば2015年1月のスイスフランショックの時は、国内FX業者で取引していた人たちは、口座資金がマイナスになって多くの追証を迫られるケースもありました。

(この時は、国内業者の多くが意図的に配信レートを停止して、大きく動いた後に強制ロスカットをするなど、非常に身勝手な行為が見られました。詳しくは以下の記事をご覧ください。)

その一方でXMはしっかりとゼロカットを行い、顧客への追証は一切ありませんでした。

XMで取引可能な銘柄について

XMではFX57通貨ペア、貴金属4銘柄、CFD42銘柄、仮想通貨CFD31銘柄で取引ができます。

FXに関しては、メジャー通貨ペアはもちろん、マイナー通貨ペアでのトレードが可能です。

CFDについては、世界各国のインデックス、商品先物等に対応しており、特に値動きの激しい原油や天然ガス等も非常に人気が高いです。

また、2022年より仮想通貨CFDの取引が再開されています。
取引できる銘柄は以下からご覧ください。

豊富なボーナス

XMはボーナスが充実していることで有名な海外FX業者です。

ボーナスには新規口座開設ボーナスと入金ボーナスの2種類があります。

更には、ロイヤリティプログラムと言うものがあり、取引ロット数に応じてXMPを受け取れます。XMPはボーナスに変えたり、現金に変えることができます。

ボーナスについては、口座によって受け取れるものとそうでないものがあります。

新規口座開設ボーナス

対象口座:全口座

XMでは、新規口座開設者を対象に、3000円分の取引ボーナスがもらえます。

このボーナスはリアルトレードで証拠金として利用できますので、新規口座開設後、入金する必要なくトレードが出来ます。

ボーナス自体は出金できませんが、ボーナスを使って得た利益については出金が可能ですので、ここで大勝負に出ても良いでしょう。

入金ボーナス

対象口座:スタンダード口座、マイクロ口座

XMでは、初回に入金に対して100%のボーナスがあります。

これは、入金額最大500ドルまでに対して、それと同じ額のボーナスがもらえる凄いキャンペーンです。実質的に証拠金が倍になりますし、ボーナスを使った取引で利益が出たら、それを出金できます。

また、次回以降の入金については、20%のボーナスが付与されます。
こちらは最大4500ドルまでではありますが、証拠金を増額してトレードできるのは大きな利点と言えます。

トータルで5000ドル以上分の入金に関してはボーナスはもらえませんが、定期的にリセットされますのでしっかりと確認しておくことをお勧めします。

ロイヤリティプログラム

対象口座:スタンダード口座、マイクロ口座

ロイヤリティプログラムでは、取引をするごとにXMP(エックスエムポイント)が貯まります。

取引量や継続期間でランクが決まり、最高ランクのエリートの場合、1ロットで20ポイントがもらえます。

ポイントの価値としては、3ポイントで1ドル分のボーナスとして利用できますので、1ロットの取引をするたびに6.6ドル分のボーナスがもらえることになります。

トレードをすればするほど蓄積していきますので、気づいた時にはかなりのボーナスが溜まっていることになります。

取引コストは高め

XMは海外FX業者の中でもスプレッドは広めです。

スタンダード口座やマイクロ口座では、ドル円のスプレッドが1.5ドル以上ですし、スプレッドの狭いゼロ口座でも1ロット当たり往復で10ドルの手数料が必要です。

これについては確かに高コストではありますが、XMの豊富なボーナスやロイヤリティプログラムを一緒に考えると、実は見た目ほどコストが高いわけではありません。

例えば、スタンダード口座でドル円1ロット取引した場合のスプレッドを1.5pipsとすると、その時のコストは1500円です。しかし、その取引で得られるXMPが660円分ありますので、トータルでは860円分(0.86pips)で取引ができます。

また2022年10月には、新たにKIWAMI極口座が追加されました。

KIWAMI極口座は、「低スプレッド、取引手数料無料、スワップフリー」の口座で、その謳い文句通り、海外FX業者の中でもトップレベルの低コストのトレードが出来ます。

トレードしない場合、口座維持手数料がかかる

海外の金融機関ではよくある話ですが、XMの口座で90日間取引がない場合は休眠口座扱いとなり、毎月5ドルの手数料が口座資金から引かれます。

もし口座にお金が入っていない場合は、口座凍結となります。

口座凍結となった場合は、こちらの意向では解除できませんので、新しく口座を開設する必要があります。

MT4とMT5に対応

XMでは、取引ツール&チャート分析ツールとしてMetaTrader4MetaTrader5に対応しています。

両者とも世界的に有名で人気の高いツールですが、現状ではMT4の方が利用者は多いです。

ただし、ツールとしての性能についてはMT5の方が上ですし、MetaTraderを開発しているMetaQuotes社も今後はMT5の方に力を注ぐと宣言しています。

それでもMetaQuotes社の思いに反して、なかなかユーザーがMT4からMT5へ移行しないのが現状です・・・・。

MT4とMT5のどちらが良いのかは個人の好みですが、様々なインジケーターやEAを利用したい方はMT4がおススメです。

MT5のインジケーターについては、本ブログをご覧ください。

MT4のインジケーターについては姉妹ブログをご覧ください。
MT4インディケーター貯蔵庫

XMの入出金方法について

XMは以下の入金方法に対応しています。

  • クレジットカード(デビットカード)
  • 国内銀行入金
  • ビットコイン入金
  • Bitwallet入金
  • 海外銀行送金

それぞれの特徴は以下の通りです。

入金に際しては、XMへ支払う手数料はありません。
しかし、XMへ入金する際に使用する金融機関に支払う手数料はあります。

例えば国内銀行送金であれば、銀行へ振込手数料を支払う必要がありますし、bitwalletにも入金手数料が必要です。

これらを考えると、クレジットカードは完全に手数料無料で入金できるのでお勧めです。

XMの出金方法について

XMからの出金については、手数料は全て無料です。
24時間以内に出金されます。

ただし、XMには出金のルールがあります。

  • 入金額までの出金については、入金と同じ金融機関へ出金する
  • 入金額以上の出金(利益)については、銀行送金となる

例えば、クレジットカードで10万円入金し、トレードで15万円に増やして全額出金する場合、クレジットカードへ10万円返金があり、残り5万円が銀行送金となります。

このやり方は少し面倒で複雑に感じるかもしれませんが、マネーロンダリング対策として多くのFX業者で採用されているやり方です。

優れたカスタマーサポート

XMのカスタマーサポートは非常に優れています。

サイトを見ても分かるように、完全に日本語で対応しています。
困ったことがあれば、カスタマーサポートへ連絡するだけで、素早い対応をしてもらえます。

海外FX業者の中には、日本語が不自由なサポートもありますが、XMは経験豊富な日本人が対応してくれるため、国内業者と同じクオリティのサポートを期待できます。

XMをお勧めできる人

  1. 海外FXを初めて行う人
  2. 高レバレッジで安全に取引したい人
  3. 追証なしで安心して取引したい人
  4. ボーナスが豊富な業者が良い人
  5. 安心できる大手業者が良い人

XMは安全性、信頼性、会社の規模、サポート、約定力など総合力の非常に高い業者と言えます。

少しトレードコストが高いのが難点でしたが、2022年10月より始まったkiwami極口座の到来によって、多くのトレーダーのニーズに合う口座が揃ったと思います。

海外FX初心者の方や、信頼できるFX業者で取引したい方を始め、どんなトレーダーにもお勧めできる業者です。

 

インジケーターのインストール方法
  1. インディケーターをダウンロードします。ダウンロードするファイルはzip形式です。
  2. zipファイルを解凍し、mq5もしくはex5のインディケーターファイルを取り出します。
  3. MT4を起動して、画面左上の「ファイル」より「データフォルダを開く」をクリックします。
  4. その中の「MQL5」フォルダを開いた先にある「Indicators」フォルダの中にインディケーターを入れます。
  5. MT4を再起動すると、インストールしたインジケーターが表示されますのでそれを選択すればチャート上に表示することが出来ます。

 

詳しい導入方法は以下の記事をご覧ください。

 

 

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